「神へ至る道は数多くあるが、神は一つだ。神に仕えよ。互いに仕えよ。互いを愛せ。これが神の道だ」

【シルディ・サイ・ババの幼少時代】
サイ・ババの本名とその両親の姓名は記録に残っていません。サイ・ババの両親はつましい村人――父親は渡し舟の船頭であり、母親は献身的な家庭の主婦――でした。母親はシヴァ神の熱心な信者であり、シヴァ神に自分の子供として生まれてくれるように願掛けをして祈っていたことで知られていました。夫婦には結婚後何年も子供ができなかったが、母親の信心は決して揺らぐことがありませんでした。そして、彼女は神聖なる息子を求めて祈り続けました。
【シヴァの化身】
ある日、夫が渡し舟で客を運んでいると、大きな嵐にあいました。夫が生死にかかわる危険な状況にあることは明白であり、妻は呆然と両目に涙を浮かべて状況を見守っていました。そこに、シヴァ神が現れ、「どうして欲しいのだ?」と尋ねました。すると、彼女は「私の息子として私の人生にいらしてください」と答えました。シヴァ神は彼女に果物を与え、それを食べるように勧めました。その直後、夫が無事に帰ってきました。妻は夫に自分の体験を話し、シヴァ神の指紋のついた果物を見せました。夫は面白くありませんでした。妻の妊娠が分かってからは、夫のその気持ちは更にエスカレートしました。自分も神を直接体験しようと固く決意して、妻を捨てて森に入り隠遁生活を始めることにしました。ところが、妻は夫と別居したくはありませんでした。やがて生まれた子供のサイ・ババをそれまで住んでいた小屋に残して、妻は夫に付いて森に入りました。
近くの村に住むイスラム教徒の夫婦が、孤児になったサイ・ババを見つけ養子にもらい受けました。ある日、サイ・ババ少年は地元のヒンズー教祭司の息子と一緒に遊んでいました。罰ゲームとして、祭司の息子は寺院からシバ・リンガム(ご神体)を運んできました。それを見るや否や、サイ・ババ少年は即座にそれを口の中に入れ嬉しそうに飲み込みました。サイ・ババの仕業は神への冒涜であると、イスラム教徒がこぞって激怒しました。ヒンズー教徒もリンガムを失って非常に憤慨しました。そして、彼らは少年の腹を切り開いてリンガムを取り戻そうと決めました。ところが、結局、サイ・ババが養子であると両親から打ち明けられて、その場は収まりました。つまり、誰もサイ・ババの出自を知ることはできなかったし、サイ・ババがヒンズー教徒かイスラム教徒のどちらの生まれか判然としない為でした。騒ぎの間、サイ・ババ少年はずっと無頓着でした。まもなく、サイ・ババは家を出て、ファキール(行者)に弟子入りしました。後に、サイ・ババは、彼の正師となる聖者ヴェンクーサのもとへ送られます。後年、サイ・ババは、ヒンズー教とイスラム教の双方の聖典を自在に引用するようになりました。実際にヒンズー教徒とイスラム教徒のどちらなのかという質問に対して、サイ・ババは「神へ至る道は数多くあるが、神は一つだ。神に仕えよ。互いに仕えよ。互いを愛せ。これが神の道だ」と答えました。最初からサイ・ババの人生は、世界に全宗教の調和を訴えるメッセージでした。
12年の間、サイ・ババはヴェンクーサのもとで過ごしました。サイ・ババは、他の弟子たちよりも師から可愛がられた為に、仲間の妬みを買い、レンガで撲殺されかけました。レンガが頭部めがけて飛んできた時、サイ・ババは師の名前を叫びました。すると、レンガは奇跡的に空中に停止し、サイ・ババは命拾いをしました。後に、そのレンガは、ヴェンクーサからサイ・ババへギフトとして贈られました。それは、サイ・ババにとってのパワー・オブジェクトとなり、サイ・ババはそれを枕として使い、後生、肌身離さず大事にしました。
そしてそのレンガが割れた時、サイ・ババは息を引き取りました。
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【インド後期密教(梵我密教)の理想】
☆霊性修行の場、サーダナテンプル設立のための御喜捨(寄付)のお願いです。
1.ヒンドゥーの顕教と密教、チベットの顕教と密教、それに本物のスピリチュアリティを習得できる場を作ること。
2.誰に恥じることなく神にサレンダー(全託)でき、その聖なる波動の中で瞑想を極めることのできる場所を作ること。
この二つが、梵我団に天から与えられたミッションです。
『秘境の秘教を霊性修行できる梵我一如無上瑜伽密教団の設立』とは?
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