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現代社会で見られる人間の生活は、ほとんど単調で機械的なものです。
卑小な娯楽や快楽を絶え間なく繰り返している人々が多く、
ほとんどそれに依存して生きています。

習慣というものは無意識に根付いてしまうもので、
その習慣と生活態度が当たり前になっていまいます。
一度その習慣の型にはまってしまうと、なかなかその外に出れなくなります。

本来、生というものは絶えず新しい発見をしていくものであり、
新しい発見がないならば、その生はまったく退屈で無味乾燥なものでしょう。
習慣に囚われている限り、あなたはその領域の外に出ることはできません。

例えばテレビ、ラジオといったものは私たちの生活の一部となっていますが、
これも私たちの作り上げた習慣です。
まるでそれらがなければ生きていけないかのように、私たちは娯楽に依存します。
ほかにも自分の生活を改めて見直せば、
いかに習慣に囚われているかがわかるでしょう。

習慣は、精神を機械的で単調なものにしてしまいます。
同じことを繰り返すところには、新しいものは何もありません。
娯楽であれ快楽であれ、それらは結局のところ同じことの繰り返しであり、
それぞれ様相の違いはあっても本質的には皆同じでしょう。

生の新しい発見がないならば、その人生は古びた中古品のようなもので、
何の新鮮さも驚きもありません。そこにあるのは退屈と凡庸さです。
因襲的な生活にどっぷり浸り、そこから一歩も出ようとしない人生は凡庸なのです。

非凡な人生とは、常に新たな地平に立って新しい発見をしていくこと、
人間の新しい創造性を開花していくことです。
新たな創造性が生まれるには、機械的な習慣はきっぱりと否定しなければなりません。
反復のない、常に新しい発見のある生―それこそ私たちにとって大切なものです。

◇ディヴァイン・ソウル＆梵我蓮‐スピリチュアル・ユニバーシティ‐

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