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【シルディババの振る舞い】シュリー・サイ・サッチャリータより（SHRI SAI SATCHARITA）No.0012

シルディババは、シルディ村にあるすべての寺院を修復した。タティア・パティルに命じて、シャニ、ガナパティ、シャンカール・パールヴァティ、村神、マルティの寺院を修復した。
慈善もまた、目を見はるほどだった。ダクシナ（賽銭）として請求した金を惜しみなく分け与えた。いつも十ルピー～五十ルピーを優しい心で誰にでも与えた。
人々はシルディババのダルシャン（一般的にインドでダルシャンというのは、聖者の恩恵を受けるために聖者の前に人々が集うことをいう）によって膨大な恩恵を得た。元気に満ち、心が明るくなり、心ばえのねじけた者も善良な人間になった。ある場合にはレプラも治り、多くの者の真贋は成就した。草を煎じた汁や薬を用いることなしに盲人が視力を取り戻した例もあれば、足の不自由な者が歩けるようになった例もある。
シルディババの偉大さを知りつくしたものは誰もいない。シルディババの名声は広まり、四方から人々が巡礼となってシルディ村へ群がり集まった。シルディババはいつも炉の傍に座り、ゆったりとくつろいで瞑想していた。沐浴をする時もあれば、しない時もあった。

若い頃は白いターバンと清潔なドゥーティとシャツを着ていた。村人の治療を始め、病人を診察して薬をのませた。いつもよく効いたので、医者としても有名になった。
奇妙な話があります。一人の帰依者があるとき目が充血して腫れ上がった。シルディ村の医師にかかっても治らなかったので、他の帰依者に連れられてシルディババのもとに来た。医師たちはそのような場合、ぬり薬をつけたり、牛乳であらったりするのだが、シルディババの治療法は全くユニークだった。いくらかのビーヴァ（医薬として用いられる木の実）をすりつぶして二つの球にした。そしてそれを患者の両眼に入れて、包帯で巻いたのだ。翌朝包帯をとると、目からは水が流れ出て、炎症は退き眼球は元通り澄んでいた。目は大変デリケートな器官だが、ビーヴァは目になんの傷もつけず、眼病は治ったのだ。そのようにしてシルディババが病気を治した例は沢山ある。

May Baba bless you.

＜祈り：シュリー・ガネーシャ、シュリー・サラスワティ、シュリー・グル・マハラジに礼を尽くします。敬愛するグルデーヴァ、シュリー・シルディババにつつしんで頭を垂れます＞

（続く）

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◇ディヴァイン・ソウル＆梵我蓮‐スピリチュアル・ユニバーシティ‐

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