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快楽と喜びは別のものです。
快楽とは同じ経験を繰り返すことであり、それは反復的な精神の活動です。
快楽は欲望から生まれるもので、その中には精神的な依存と執着があります。

肉体的なものであれ、精神的なものであれ、快楽は恐怖を生みます。
心はその快楽に依存し、すがりつくので、それを失うことを恐れます。
快楽を保持している時は安心しますが、それが失われそうになると恐怖を感じます。
自分の快楽、その満足感が失われるかもしれないという恐怖から、
怒りや暴力も生まれます。

スピリチュアルな領域でも同じことが言えます。
あなたは何かしら霊的な喜ばしい経験をするかもしれませんが、
その経験を繰り返したいと思うならば、それは快楽になります。
快楽とは、繰り返して経験しようとする心の欲望です。

あなたがその霊的な経験に固執し、それに執着するならば、
あなたはその経験を失うことを恐れながら生きることになります。
感覚的なものでも、精神的なものでも、経験に固執することは快楽になるのです。
その経験は自分に満足感を与えるので、それに執着してしまいます。
しかし執着のあるところ、間違いなく恐怖や葛藤が生じます。

快楽は真の歓喜ではありません。
快楽と純粋な歓喜はまったく別のものです。
本物のスピリチュアルな歓喜には、繰り返しや経験の持続というものはありません。
それは一瞬一瞬生じるもので、何度も繰り返せるようなものではないのです。
繰り返せないからこそ、純粋な歓喜というものは常に新しいものなのです。

スピリチュアルな歓喜は、快楽ではありません。
それは追い求めたり、何度も繰り返そうとするようなものではありません。
歓喜を保持することはできません。保持できるのは快楽だけです。
スピリチュアルな歓喜が起こるためには、繰り返される快楽が終わらなければなりません。

歓喜とは、経験のない経験であり、一瞬一瞬新たに起こるものです。
それは誰も所有することができない生の神秘です。

◇ディヴァイン・ソウル＆梵我蓮‐スピリチュアル・ユニバーシティ‐

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