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「生とは何でしょうか。
本来、生とはとてつもないものでしょう。
鳥、花、茂った樹、天、星、河とその中の魚、この全てが生なのです。

そしてまた、心の微妙な動き、
嫉妬、野心、情熱、恐怖、満足、不安。
この全てと、もっと多くのものが生なのです。
しかし大概私たちは、その生の中のほんの小さな一部分しか見ていません」

生とは、この一瞬一瞬に起こりつつある全てのものです。
外部のあらゆる動き、また自分の内部の心の動き―その全てが「生」です。

大抵私たちは「生」というものを狭い視野でしか見ていません。
または、ある特定の文化や社会のあり方に属してしまっているので、
生というものがあまりに機械なものとなってしまっています。

私たちは、「生」に対して敏感になっているでしょうか?
それとも「生」は、私たちの傍をただ通り過ぎていくだけでしょうか。

「生」は、今まさに起こりつつあります。
それは宇宙全体の生命の運動です。
外部のあるゆる動き、そして人間の内部の心の運動。
それら一切、その一瞬一瞬の全てが「生」です。

もし、その一瞬一瞬の「生」を知覚し、感受できなければ、
その人の生はあまりに鈍感で、感受性に乏しいものでしょう。
「生」を感じることができる能力こそ、最高の英知であり、
それこそ人間が持つことができる尊い宝物です。

この英知、この優れた感受性があるならば、
その人の生というものは、より深く、より類まれな色彩を帯びるでしょう。
そのような精神は日々刻々に生の真理を見、新たなるものを発見し、
自分だけの生を創造していくのです。

◇ディヴァイン・ソウル＆梵我蓮‐スピリチュアル・ユニバーシティ‐

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