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あなたの花の美しさを感じたことがあるでしょうか。

見た目の美しさではなく、花の内面の美しさです。

花は人間のような心の醜さを持ちません。

花は怒ったり、憎しんだり、暴力を振るったりしません。

花は悪口を言うこともなく、ただ無言で佇んでいます。

その花の美しさを、あなたは感じたことがないでしょうか。

何が起ころうとも、花はただじっと咲いています。

まったく不動で、微塵の混乱も無秩序もありません。

雨が降ろうと雪が降ろうと、ただ従順に、命の摂理のままに存在し続けます。

花は、自分に固執することはありません。

自己を主張し、押し付け、他人を押しのけようとしたりしません。

花は、何かを差別したり、区別したり、勝手に判断したりしません。

花は恐怖を抱きません。悲しむこともありません。

花は何も欲せず、求めることもありません。

花は自分がどうなろうと気にかけません。

たとえむしられ、ゴミ箱に捨てられても、平然とその運命を受け入れています。

花は自分の命に執着していないのです。

死ぬことも、生き続けることも、全てを宇宙の摂理に任せています。

そんな花の自由な姿、美しい姿を、あなたは感じたことがないでしょうか。

ただ無言で生きているその姿は、生命そのものの姿です。

花は私たち人間に、真に大切なことを教えていないでしょうか。

もしあなたが、心を澄ましてじっと花を見つめることができるならば、

花はあなたに、命の真理を語りかけてくることでしょう。

◇ディヴァイン・ソウル＆梵我蓮‐スピリチュアル・ユニバーシティ‐

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