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私たちはあるゆることを想像することができます。
頭の中で神の姿を想像することもできますし、
この世にはない別の世界を想像することもできます。

魂が永続して、来世に生まれ変わるという希望を抱くこともできますし、、
来世はまったく別次元の世界で住むことができると期待を抱くこともできます。

しかし、たとえそれがどんな想像であろうとも、どんな希望や期待であろうとも、
はたしてそれは真の現実でしょうか?
私たちは自分の頭の中で都合の良いことだけを想像することができます。
そのような自分勝手な想像、都合のよう希望や期待というものは、
はたして本当に嘘偽りのない現実でしょうか?

独りよがりな妄想ほど、危険なものはありません。
私たちは自分が考える来世や、スピリチュアルな成長というものを想像しますが、
しかしそのような想像は非現実的なものでしかありません。
「想像」というのはまさに非現実なものなのです。

魂が永続する、来世で生まれ変わる―
そういう考えもまた、頭の中で簡単に想像することができますが、
しかしそのような想像のこしらえ事は本当に真実でしょうか。それとも虚偽でしょうか。

私たちは自分の中の幻想を見抜き、虚偽を暴き、
それを真っ向から拒否して「現実」を生きなければなりません。
「生」とは、頭の中の独りよがりな想像ではなく、目の前の現実を生きることです。

真のリアリティは、頭の中の想像の世界にあるのではなく、
現実を生きることにあります。

◇ディヴァイン・ソウル＆梵我蓮‐スピリチュアル・ユニバーシティ‐

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