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「神について何も認識しようとしてはならない。
神はあらゆる認識を超えているからである。
もしも私の神が、認識しえる神であるならば、
私はそれを決して神とみなさないであろう」

神を認識することはできません。
神は認識できるような存在ではなく、永遠に認識できない存在です。
認識不可能な存在であるからこそ、神は無限なる未知の存在なのです。

もしあなたが神を少しでも認識した、体験したというのであれば、
あなたはその言葉によって嘘をついています。
なぜなら、神は認識できるものでも、体験できるものでもないからです。

あなたが認識しているものは、あなたの知識にすぎません。
知識は知られたものであり、それは記憶や言葉から成り立っています。
神は一瞬一瞬生きた現実であって、決して言葉や記憶ではありません。

一瞬一瞬生起し続ける創造の働きが、神の測り知れない叡智であり、
その叡智は私たち人間の知性によって捉えることは不可能です。
それは認識できることも、掴むこともできません。

決して知りえることのない未知の神秘であるからこそ、
人間はその神の神秘に向かって永遠に瞑想の旅を行うのです。
もしあなたが神を知ってしまったというのであれば、
そこで瞑想の旅は終わってしまいます。

しかし神という存在は、はたして本当に知りえるものなのでしょうか?
私たちは何を知ることができるのでしょう?

私たちは、私たち人間の体そのものを創り上げる叡智を知ることはできません。
あなたは頭脳を駆使するかもしれませんが、頭脳そのものを創ることはできません。
あなたは生きていますが、
そのあなたの生を、存在を支えているのはあなた本人ではありません。

そこにはまったく測り知れない創造の叡智が働いており、
その叡智によって私たちは存在し、宇宙が維持されているのです。
この叡智、神の未知なる力は、永遠に知ることはできません。

◇ディヴァイン・ソウル＆梵我蓮‐スピリチュアル・ユニバーシティ‐

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