創造的な生へ　J.クリシュナムルティの言葉 NO.89

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Boy Drawing line in the sand

内的な心の善の感情とは、本当に深く宗教的なものです。

本当の意味で宗教的であるとは、真実に対して敏感であるということです。
自分のすべて、身も心も、まわりのあらゆるものに敏感であること―
美しいものや醜いもの、優しさや怒り、笑いと涙、
街や社会のあり方、動物や自然、人々―
その生全体への敏感さから、善や愛が溢れます。
そして、この敏感さなしでは、才能があり、立派に着飾り、
高価な車に乗り、周到に綺麗にしようとも、美しくはありません。

愛はとても深いものです。
自分のことだけを考えているなら、愛することはできません。
それは、無理に誰かのことを考えなくてはならない、ということではありません。
“愛”はただそこにあり、それには対象はありません。

愛する心は、真実・真理の動きの中にあり、
そして、美しさとは何かを知ることができるのは、そのような心だけです。
どんな信念や伝統、特定の哲学や宗教、制度にとらわれず、
自分の野心や執着、依存に駆り立てられることなく、
それゆえ敏感で鋭く、静かに見つめている心―
そのような心に美しさがあります。

表面的なことではなく、より深いものを理解することが重要です。
国や集団や社会のものではなく、権威を持たず、
野心や恐怖、依存にとらわれていない心、
自分のことばかりにとらわれていない心―
そのような心はいつも愛と善の花が開いています。
そして、美しいものと醜いもの、生の全体に対して敏感であるので、
それは創造的な心です。

この愛と善、創造的な心が、限りなく広い、理解のある心です。

◇ディヴァイン・ソウル＆梵我蓮‐スピリチュアル・ユニバーシティ‐

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神の力と霊の力

スピリチュアルな能力には、神の力と霊の力があります。

★【霊の力】：

この力は生まれつき持っている人が多いです。人格は無用です。才能が重要です。プライドの鼻は人それぞれです。性欲が強いです。相手のネガティヴを受けます。カルマの「つけ」があります。力を使えばその見返りを求められます。カウンセリング内容が霊の話(先祖,お墓,憑依,水子など)にかたよります。人に指図することを好みます。霊は現世に執着します。

★【神の力】：

この力を生まれつき持っている人は聖者・聖仙くらいです。ほとんどの人は後天的に身につけます。人格が重要です。才能は無用です。プライドの鼻は低くなければいけません。神へのサレンダー(全托)が必要です。相手のネガティヴを受けません。カルマの「つけ」はありません。力を使ってもその見返りはありません。カウンセリング内容が中立的です。指図するより本人に考えさせます。神は現世に執着しません。

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