徒然草 NO.7 「心の静けさ、心の内なる美」

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菜の花と青空と日差し

心が開いていて、
感受性が鋭敏であるとき、”感じる力”があるとき、
そのとき心の内なる美があるのではないでしょうか。
そして、そのような内なる美があるところに、
混乱や無秩序のない正しい生活があるのではないかと思います。
健全で、正しい生活を日々送ることができれば、
そのとき心は、ごく自然に静かさに溢れているはずです。

心を無理に静かにさせた、ということではなく、
何の努力もなく、ごく自然に静かであるということ―

もし自分自身ばかりにとらわれ、エゴにとらわれ、
不安や怒り、ネガティブな感情で混乱していれば、
心は静かであることはできませんね。
また、正しい生活の基盤もなかなか築けません。
心の静けさ、健全な生活を壊してしまっているのは、
そのような自分自身の心のあり様ではないでしょうか。
自然な静けさ、本当の静けさは、
「自分(自我)」にとらわれていないところにあると思います。

その静けさというものを理解し、
また、自分の心の混乱、不安、恐れ、悲しみ、葛藤、苦しさ―
そうしたすべてを一歩一歩理解し、気づくとき、
そのような自分自身への理解、心の動きへの気づきから、
本来の静まった心が生まれてくるはずです。
自分のほうから、無理に静けさを求めるではなく、
自分自身の心を理解することから生まれる自然な静けさです。

心が静かになれば、生活そのものも整然としてきて、
秩序ある日々が育まれるのではないでしょうか。
そこから内なる美、感受性もまた花開き、
健全で、豊かな、幸せな生活の基盤を生まれるはずです。

◇ディヴァイン・ソウル＆梵我蓮‐スピリチュアル・ユニバーシティ‐
　

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