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「怒りは自分に盛る毒」と言われます。

日常生活の中で、

どうしても我慢ならないことがあったり、

自分中心に物事を考えすぎていたりすると、

怒りがこみあげてきて、他者にあたったり、

自分自身の中で怒りをぶつけたりしてしまいます。

怒りの形は様々ですが、

やはり怒りの感情は負のエネルギーですから、

それは自分の中に毒として蓄積されることのほうが多いはずです。

そうした負の感情、怒りのエネルギーが知らず知らずに蓄積されると、

いずれそれが心身の乱れ、心身の不調和として現れ、

自分に盛った毒によって、自身が倒れてしまうことにもなりかねません。

蓄積された負の感情、

知らず知らずのうちに蓄積された歪んだエネルギー、

または自分中心(エゴ)による独りよがりなエネルギーは、

必ずどこかで心身の乱れや病、生活の不調和となって現れます。

心が健全で、歪みなく、正しく活動できていれば、

そうした心身の不調や乱れは起こりません。

負のエネルギーにとらわれていなければ、

そこにはおのずと正しい生活があるはずです。

自分自身の負のエネルギーに気づくことが大切であると思います。

怒り、妬み、悲しみ、独りよがり―といった負の感情が、

エネルギーの歪みとなって心身を蝕むことになるからです。

この歪みをもたらし、心身の乱れをもたらした根本を振り返り、

何が問題だったのか、自身がいかに負のエネルギーにとらわれていたか、

そのことに気づき、その気づきによって心が改められれば、

本来の調和とバランスを取り戻すことができ、

心身の病も乱れも、自然と消滅していくはずです。

人はやはり、「心」がその根本で、

その自身の心の活動に気づき、知り、理解することが、最も重要だと思います。

自分の心の活動に気づき、知れば知るほど、理解は深まり、

その理解から、日々の心の動きや態度、生活のあり方も変わり、

微笑みをもって、幸せに、豊かに生きれるようになれるはずです。

◇ディヴァイン・ソウル＆梵我蓮‐スピリチュアル・ユニバーシティ‐

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