Check

人間の内なる霊は、常に生まれ変わります。

あなたが苦しんでいるとき、つらいとき、それは霊が目覚めつつある証拠であり、

神が与える大きな試練を通して霊は新たにされます。

霊は、日々生まれ変わります。

霊においては年齢というものはありません。

無知や精神の眠りによって停滞していることはあっても、

霊そのものが後退し、歳をとるということはありません。

霊とはいわば永遠の「若さ」であり、「新しさ」です。、

霊のうちでは人は余すところなく「若い」のです。

内なる霊ではなく、肉体に執着するときにのみ人間は老いるのです。

多くの人々は、まだ霊が眠っている状態です。

霊そのものは若いのですが、それはまだ深い闇の中で眠っています。

なのでこの世で不幸や苦しみや心の混乱が起こるとき、

それは内なる魂が光に対して反発し、抵抗しているのです。

闇の中は居心地がよく、そこでずっと眠っていたいと最初は思うのですが、

神の光はそれを許さず、魂が目覚めるように試練を与えるのです。

この状態は神が霊を目覚めさせようと働いている状態であり、

その揺さぶりによって、徐々に霊は目覚めるようになります。

この世の苦難を通して魂が成長するとは、まさにそのことです。

霊が目覚めるとき、そのとき人はこの世に「もう一度」生まれます。

人が新生するとき、それは霊に目覚めるときです。

霊に目覚めた人は、もはやこの世の思い煩いをもつことはありません。

彼は永遠に若く、肉体や時間性を超越して神的な光のうちで生きます。

神的な光のうちでは永遠の若さと新しさだけがあり、

それゆえに生は常に豊かに、瑞々しく、青々と実ります。

そこでは魂は、終わることのない無限の可能性と創造性を広げて生きるのです。

Trackback URL

http://divinesoul.jp/column/20140130/trackback