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世界のあらゆるものに「永遠のサイクル」が刻まれている。

小さな石にも、一粒の砂も、永遠は宿っている。

野生の植物、動物たちも永遠のサイクルの中で生き、存在している。

存在するものはやがて消滅する。

しかしその消滅もまた永遠の一部なのである。

消滅とは終わりではなく、終わりなく続く創造のプロセスなのだ。

宇宙そのものが創造のプロセスである。

宇宙で起こる全ての事象が、偉大な永遠のサイクルのうちにある。

宇宙の創造のサイクルに終わりはない。

全ての事象に永遠は宿る。

頭で考え、言葉によって測るならばそこに永遠はない。

頭脳や言葉で永遠を感じ取ることはできない。

頭で考えられるもの、言葉で知ることができるものには終わりがある。

しかし、永遠のうちには「終わり」というものはない。

人間は石の成分について知ることはできても、石そのものを創ることはできない。

宇宙の成り立ちを科学的に知ることはできても、宇宙そのものを創ることはできな
い。

人間は、たった一粒の砂も創ることはできない。

人間を、人智を、その全てを無限に凌駕する「偉大なる力」というものがある。

それは決して知ることができず、言葉で現わすこともできない。

もしそれを知り、言葉で現わすことができるなら、それはもはや永遠ではない。

知ることができないからこそ永遠なのだ。

表現したり伝達したりすることができないから永遠なのだ。

宇宙とは、知りえないものである。

生命は、永遠に未知なるものである。

真のスピリチュアルとは、知りえない次元にある。

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