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「仏像や彫像の中に神様はいるのでしょうか。
私は毎日の礼拝を続けるべきでしょうか」

あなた自身はどう考えているのでしょうか。

神や真理が彫像や礼拝の中にあると思いますか。

彫像とは何でしょうか。

それは人間の心が作り上げたもの、手によって作られたものです。

人間の心が投影され、石や木を使って形作られたものです。

人間の心や手によって作られたものの中に、神は存在すると思いますか。

人間の心の投影が、本当に神だと思いますか。

あなたは石や木を拝んでも、無意味ではないかと感じたことはないでしょうか。

まさにそれは、人間の世界では偶像崇拝と呼ばれるものです。

私たちの多くは、像を拝んだり祈ったりすることで、

ご利益を得たり、願い事がかなうと思い込んでいます。

しかし、私たちが拝んでいるのは石や木です。

あなたの心の中の神は、あなたの心が投影したものにすぎません。

それはさまざまなイメージ、幻想、妄想であり、真実ではありません。

心の投影、手によって作られたものの中に神や真理はありません。

心の投影というのは、人間の側の意見、判断、イメージ、言葉であり、

それに基づいて作られた像もまた同じ性質を持っています。

心というものは神を想像することはできますが、しかし想像は真実ではないのです。

そこで、何が本当の神で、何が本当の真実であるか、

それをあなた自身が多くの意見や判断、幻想やイメージや偶像にとらわれずに、

自分で発見できるかどうかが重要になるのです。

そのためには、心は爆発的な独立性と創造性をもたなければなりません。

人間が作り上げた伝統や文化に縛られていては、神も真理も見つかりません。

何が本当の真実であるかを、自分で探究しなさい。

社会や伝統を受け入れるだけならば、あなたの心は死んでしまうでしょう。

本当に神を発見するのは、伝統や文化の一切から自由である心、

自分一人で刻々と「生」と向き合って、新しい扉を開く心だけです。

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