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「自主独立の精神こそ、真の宗教的態度である」

集団としてある社会には、独自性と創造性がありません。
社会というものは模倣と順応によって成り立っており、
そこには型にはまった「生」しかありません。

私たちのほとんどは、この集団社会に埋没して生きています。
文化、習俗、流行、伝統―こうしたものにとらわれ、
皆同じ型枠の中で習慣的に生きています。
このような次元には、精神の目覚めはありません。
そしてまた人間としての真の成熟もありません。

真に「生きる」には、集団性から離脱し、
精神的に独りでいることの重要性を理解しなければなりません。
人は「独り」であることで、自らの独自性と創造性を開花させるのです。

人は文化や伝統、他者の教えや社会の習慣を超えなければ、
ただただ順応的な人生を送るだけでしょう。
集団社会に埋没しても、新しい「生」の次元は開けてきません。
社会の中には古いものしかありません。
そこにあるのは腐敗や堕落、型にはまった単調な生です。

生の創造性を爆発させ、新たなる発見の旅に出るには、
私たちは真に独りでいることを学ばなければなりません。
真に独りでいることこそ、本来の宗教的態度です。
その態度は「集団性」とは真逆のものです。

孤独は、人間の創造性においてなくてはならないものであり、
そのアウトサイダーたる精神が新たなる「生の次元」に飛躍するのです。
精神の目覚め、新しい生の次元は、沈黙と孤独と共にあります。

◇ディヴァイン・ソウル＆梵我蓮‐スピリチュアル・ユニバーシティ‐

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