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「迷子になって初めて、つまりこの世界を見失って初めて、
我々は生を発見し始めるのであり、また、我々の置かれた位置や、
我々と世界との関係の無限の広がりを認識するようになるのである」

私たちは、この人生の中で何度となく道に迷うでしょう。
生とは何か、生きるとは何か、人間として生きるとはどういうことか。
私たちは迷い、悩み、見失い、そして苦しみます。

しかし、迷い、悩み、苦しむことで新しい理解が開けてきます。
人生における洞察というものは、迷いと苦悩の中でこそ得られるものです。
人生に途方に暮れ、どうしていいのか分からなくなって初めて、
人は「生」というものを新たに発見していきます。
そして「生」の無限の広がりを見出すのも、生に迷い苦しんだからこそです。

発見があるためには途方に暮れる必要があります。
迷い、途方に暮れることで新しい発見があります。
そしてその発見は、人間の意識や精神のあり方を根本的に変えます。
それは「生の創造」であり、その創造によって生の次元は無限に広がります。

迷うこと、途方に暮れることは人間の特性です。
この特性によって人間は成熟し、自らを創造し、「生」を新たにし続けるのです。

◇ディヴァイン・ソウル＆梵我蓮‐スピリチュアル・ユニバーシティ‐

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