Check

人間が抱くどんな疑問や問いに関わらず、世界は存在しています。
今この瞬間瞬間、世界は存在し、刻々と動き、あらゆるものが生きています。
そこに「なぜ」という問いはありません。
生きているということ、存在しているということそのものが命の意義、存在の意義だからです。
それはまた宇宙の意義でもあります。

この宇宙に「なぜ」はありません。
生きること、生き続けること、存在すること、存在し続けること――
それが宇宙というものだからです。
「生きている」ということ、「存在している」ということは、それ自体神聖なことです。
そして「生きている」ということそのものには無限の意義と価値が宿っています。
人という存在、人という生命もまた同じです。

生きる意義について悩む必要はありません。
生きている意義や価値を探し求める必要もありません。なぜなら、人として存在すること、人として生きているということそれ自体が尊いこと、
奇跡に溢れたことであり、その存在と生の中には宇宙の無限の意味が内包されているからです。

私たちはまずここから始めることができます。
「生きている」ということ、「存在している」ということ自体、
神聖なことであり、大いなる奇跡であるということ。
「人間である」ということ、「人として生きている」ということ自体が、
尊いことであり、宇宙の聖なる摂理のうちにあるということ。
そして「人間である」「人として生きている」ということそのものに、
無限の意義が宿っているということ。

宇宙そのものが、宇宙の意義です。命があるということが、命の意義です。
生きる意義は「生きる」ことにあります。
存在する意義は「存在する」ことにあります。
生き続けること、存在し続けること。それが「生」です。

Trackback URL

http://divinesoul.jp/column/03-19/trackback