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人としての「本当の美しさ」とはなんでしょうか。

それは、内的な心の美しさ、内的な善の感覚です。

この「内的な美しさ」を見出すことが大切であるはずです。

人の心は、単に自分自身にだけ関心をもつとき、美しくありません。

自分の野心、願望、心配、欲求、自己実現の追求―

こうした自分だけへの関心は、心に美しさをもたらしません。

しかし、自分だけに関心を持っていない心、

野心や自己追求、欲望や願望にとらわれていない心、

自分の成功や達成に駆り立てられていない心、

自分自身に執着していない心―

そのような心は未熟ではありません。

そして、そのような心にこそ、善の花が開きます。

人間に本当の美しさを与えるのは、この内的な善です。

内的な美しさ、善の感情に溢れているとは、

あらゆるものに対して敏感で、愛に溢れ、気づいているということです。

自身の心や感情の動きだけでなく、人々の苦しみ、笑いと涙、

自然や動物たち美しさ、街の中の喧騒や人々の生活―

そうした「生」全体への深い気づきから、心に善や愛が溢れてきます。

自分のことだけを考えているなら、愛せません。

自分の野心や恐れ、自己執着、達成への衝動に駆りたてられず、

それゆえに静けさに溢れ、深く、温かく見つめている心―

そのような心に美しさがあり、おのずと愛と善の花が開きます。

その動きの中は、限りない理解と優しさ、智慧と創造性が溢れています。

◇ディヴァイン・ソウル＆梵我蓮‐スピリチュアル・ユニバーシティ‐

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