Check

瞑想というものを日々の生活の中に取り入れてみましょう。

瞑想といっても、何か特別に難しいことではありません。

ただ「静かな空白の時間」というものを生活の中に取り入れ、

その中で「気づく力」を向上させていくことです。

心静かな時間を取り入れることで、多くの気づきが生まれます。

「生」というものは、今起こりつつあるもののすべてです。

その「生」の動きに気づき、感じることは、瞑想の一つの働きです。

瞑想を通して、自分の心の動きや感情に注意してみましょう。

心がどのように騒いでいるか、今自分が何を考えているのか。

そうした一つ一つの動きをただ静かに観察してみましょう。

そうすれば、今まで分からなかったことが分かるようになります。

無理やりに「気づこう」「注意しよう」とする必要はまったくありません。

そのような努力はむしろ自然な瞑想を害してしまいます。

瞑想というのは、ごく自然のままに起こるものです。

それは、窓を開けていればそっと入ってくる風のようなものです。

心の窓を開けて、ただ静かにしていればよいのです。

そうすれば、あらゆるものが「心の窓」から入ってきます。

その「生の風」に気づくだけでよいのです。

瞑想は力づくでやるものではありません。

むしろ瞑想は力とはまったく正反対のものです。

それは無防備で、受け身で、ありのままを受け入れる姿勢です。

どんな抵抗もせず、ただ静かに、心を開け放っていれば、

「生」のほうからあなたに語りかけてくるでしょう。

その「生」の声を聞くこと、それに気づくことが瞑想です。

瞑想が深まることで、人生の深みも増してきます。

今まで感じられなかった「生の豊かさ」というものに気づき、

本当の幸せや喜びというものを享受できるようになるでしょう。

Trackback URL

http://divinesoul.jp/column/20140507/trackback