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人間の魂のうちには、大いなる力が宿っています。

その力は精神から流れ出て、精神のうちにとどまり、

どこまでも精神の領域にあるものです。

つまりこの力は、物や肉体を超えた、霊的な力です。

この霊的なもののなかにこそ、

言葉に言い表せないほどの心の喜び、測り知れないほどの歓喜があります。

この霊的な力は神と一つであり、

そこにおいて魂は永遠に若く、永遠に新しくあり、

決して老いることなく時間を超えて輝き続けます。

この世的な富、世俗的な所有や快楽は、

この霊的な光を前にしてはまったく無意味になるでしょう。

この世的なものの一切には終わりがあり、すべて朽ちていくものです。

しかし、神の光は永遠であり、この光と共にある人間の魂もまた永遠を享受します。

神的な魂のうちには時の流れはなく、変わることのない一つの永遠だけがあります。

このような魂には、まさに神的崇高さが宿っており、

その聖性はその人間の内側から溢れ出てくるでしょう。

青々と繁り、美しく花開いた神的な魂の持ち主は、

周囲の人々を感化し、智恵を与え、精神を目覚めさせ、

真の喜びと至福とを分かち合うでしょう。

彼が光であるとき、自然と周りの人々にも光を分け与える存在となるのです。

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