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スピリチュアルな心を持つとは、

子供のような広大な無垢の心を持つということです。

無垢の心こそ、神の霊を受け止めるものだからです。

人間は大人になるにつれて無垢を失います。

大人になる過程で「エゴ」が育ち、自己中心性が強固になり、

それによって欲望や執着、野心、恐れなどが生まれるからです。

あなたは子供のころは、何も求めてはいなかったはずです。

これが欲しい、あれが欲しい、ああなりたい、こうなりたい、

こんな自分を達成したい、もっとこんな体験をしたい─

こうした絶え間ない欲が強く出てくるのは大人になってからです。

まさにこれこそ、無垢が失われた状態です。

無垢であるとは、赤ん坊のように無欲で生きるということです。

そして「自分」というものに執着しないことです。

エゴと欲は一つの同じものであり、

生まれたての赤ん坊はそれを持たないからこそ広大な無垢のうちに生きています。

無垢な心だけが、神のうちに生きることができます。

幼年の子供たちは、すでに神のうちにいます。

子供たちは「自分は神のうちに生きている」ということにも気づいていません。

気づかないまま神のうちにいるのです。

だからこそ無垢なのであり、最も神に近い存在と言えます。

これは子供だけでなく、純真な動物たちにも言えることです。

大人になってからも無垢の心を失わないことが大切です。

この無垢こそ、神と共にあり続けるものだからです。

もし無垢が失われていると自ら感じるのであれば、

あなたはそれを取り戻すことができます。

子供のころや、自分が生まれたときの状態を思い出すこと、

または純真な動物たちの姿を見て学び直すこと。

花や植物、雲や鳥たち。自然の中の無垢を見つめること。

無垢のお手本となっているものはいたるところにあります。

生命そのものが、まさに無垢なのです。

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