森の賢人　ヘンリー・ソローの言葉24

「実在するものは常に心楽しく、崇高である。
だが、人々は目を閉じて眠りこけ、甘んじて外見に惑わされているために、
あらゆるところで型にはまった因襲的な日常生活をうち建て、固定させている。
そうした生活は、やはり純然たる幻想を基盤として築かれているのだ」

実在するものは、常に新たなるものです。
新たなるものであるからこそ、それは新鮮なものであり、
驚きと喜びに溢れたものです。

実在とは、宇宙と生命そのものであり、聖なる創造です。
宇宙の創造行為ほど聖なるものはありません。
それは崇高で偉大な運動であり、
途絶えることなく起こり続けている奇跡です。

宇宙の聖性、その実在の活動は、
常に私たちの周りで起こっていることです。
しかし、私たちの多くはその偉大な運動に気づいていません。

私たちの生活のほとんどは、習慣と惰性から成り立ち、
様々な文化や伝統の型枠にはまっているので、
その生からは新鮮さと驚きが失われています。

型枠にはまった生活は機械的で単調で軽薄なものであり、
そこには実在を感じられるみずみずしい精神がありません。
精神そのものが反復的で機械的なものとなっているので、
そこから生まれるのは退屈と凡庸な快楽の繰り返しです。

なぜ私たちの生活は、これほどに心が貧しいのでしょうか。
なぜ精神的に豊かではないでしょう?

生を新鮮なものにし、常に驚きと喜びに溢れたものにするためには、
型にはまって固定された精神そのものを徹底的に打破し、
自分自身を根源的に変容しなければなりません。

◇ディヴァイン・ソウル＆梵我蓮‐スピリチュアル・ユニバーシティ‐

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★【神の力】：

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