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「人は神を恐れてはならない。
神を恐れる人は、神を避けるからである。この恐れは害ある恐れである。
人は神を恐れてはならない。神を愛さなくてはならない。
なぜならば、神は人をその最高の完全さのすべてをもって愛するからである」

神とは、生であり、命です。
生と神は一つであり、それは同じものです。
神がなければ生はなく、生がなければ神もないでしょう。

神とは、生の全てであり、全体です。
神を愛するとはまさに「生」を愛すること、「命」を愛することです。
なぜなら、神は生全体であり、命の全てだからです。

神を恐れることは、生を恐れることです。
生を、生きていることを恐れるならば、そこに真理はありません。
真理は、生の中にのみあります。

死という現実もまた、厳然たる生の一部です。
もし死を恐れるならば、それは生そのものを恐れているのです。
なぜなら、死と生は一つであり、別個のものではないからです。

神は生であり、死でもあります。
神は命を創り、命を死なせる力をも持ちます。
神は命の営みの全てであり、宇宙全体の運動です。
神から逃げることは、命の摂理から逃げることであり、
それは同時に生の真理から逃げることです。

神を愛することは、生の一切を受け入れることであり、
真理そのものを生きることです。

死という現実も全き真理であり、神の運動そのものです。
もし死を恐れ、死から目を背けるならば、
私たちは真理を生きておらず、真理の外にいます。
生の運動の中には「死」という現実も含まれます。

真理を愛することは、生の全てを受け入れることであり、
「生」そのものとして生きることです。
そのとき、神とあなたは「一つ」であり、
神とあなたという境界線は消えて、ただ名もなき命そのものとなるのです。

◇ディヴァイン・ソウル＆梵我蓮‐スピリチュアル・ユニバーシティ‐

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