生の革命者　J.クリシュナムルティの言葉15

「自分自身で真理を発見し、知恵を持ち、
ただ単に順応するのではなく、自分で世界と向かい合い、それを理解し、
内面的に深く、心理的に絶えず反逆していなければなりません。
なぜなら、生の真理を発見するのは、伝統や社会に服従する人ではなく、
絶えず内面で反逆している人たちだけだからです」

人生というものは、私たち一人一人が自分で発見し、
自分で見出し、自分で創造していくものです。
もし単に社会に順応し、他者の模倣をするだけであれば、
それは「人生」とは言えないでしょう。

生の真理とは何か、生きるということの真理は何なのか。
それを見出すには、あらゆる社会道徳や文化、伝統の外に出て、
自由に探究ができる精神を持たなければなりません。
何かに従属し、縛られているならば、自由な精神はありません。

反逆とは、あらゆる縛りから自由になることであり、
何ものにも属さず、精神的に完全に独りで立つということです。
一切の伝統、社会道徳、常識、文化、行動様式―を疑うこと、
何が真実なのかを自分で見出すこと。

生の真理を発見するのは、常に反逆している人たちだけです。
彼らは何ものにも影響されず、自分で生の探究をします。
自由に探究し、学び、考えている人こそ創造的な人であり、
そしてそのような創造的な人だけが、真に宗教的な人間なのです。

発見のある生、創造のある生―
それこそ「生」であり、それ以外は順応と模倣でしかないでしょう。
社会、文化、伝統といった全ての影響から脱却し、自由であること。
生の創造性はそこから始まります。

◇ディヴァイン・ソウル＆梵我蓮‐スピリチュアル・ユニバーシティ‐

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