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「神は名を持たない。
神について誰も何かを語ったり、知ったりすることはできない。
なぜなら神は、言葉も一切の理解も超えた存在だからである。
あなたが神についてくだくだと何かを語ることは、全て嘘である」

様々な宗教や、多くの思想家や宗教家たちは、
神について様々な形で語ってきました。
神をテーマにした著作物も世の中に溢れています。
スピリチュアル業界で話題の「神との対話」という本などはまさにそうです。

しかし、これまで多くの思想家や宗教家が神について述べてきたこと、
神について書いてきたことは、本当に信用できるものでしょうか?
まるでそこに書かれていることが本当に正しい宇宙の真実であるかのように、
私たちはいとも簡単に信じ込み、受け入れています。

なぜ他人の言っていることを簡単に信じてしまうのでしょうか?
他人が神について語っていることは、本当に正しい真実でしょうか?
まるで神を知っているかのように書かれた本もありますが、
本当にその人は”神を知っている”のでしょうか?

私たちはあまりにも簡単に信じ込み、
他人が語った宇宙の真理を正しいと思い込むので、
言わばそうした宗教家、著作家たちの言いなりになっています。

なぜ他人の言葉に従うのでしょうか? なぜ簡単に受け入れるのでしょうか?
なぜ他人が語った神について簡単に信じ込んでしまうのでしょうか?

重要なことは、他人の言葉の奴隷になることではなく、
自分の足で立つこと、自分自身で本物の宇宙の真理を見出そうとする心を持つことです。
自分の足で立って、自分で発見の旅に出ることです。

世間にはまがい物のスピリチュアル本があまりにも溢れすぎています。
もしあなたが自分一人の足で立つことができるならば、
精神的に完全に自立できるならば、
他人が神や宇宙について語り記した本を読む必要はなくなるでしょう。
なぜならそのとき人は、自分一人で無限の瞑想の旅に出るからです。

他人が神について語ったことを一切退けて、
自分一人で未知なる宇宙の神秘に介入することはできるでしょうか?
そのようなたった一人の旅こそ、真の瞑想です。

◇ディヴァイン・ソウル＆梵我蓮‐スピリチュアル・ユニバーシティ‐

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