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【有相の神】シュリー・サイ・サッチャリータより（シルディ・サイババの伝記）No.0002

　シルディ・サイババは身の丈六尺ほどの人間でしたが、それでいながら、あらゆる人の心の中に住んでおられた。
　心の中ではシルディ・サイババは何事にも執着されず無欲だったが、外から見ると信者が幸せになるようにとの欲望にみなぎっていた。心の中は平安そのものだったが、外から見ると落ち着かずせかせかしていた。心の中ではブラフマン（宇宙意思）の境地を保っていたが、外から見たとき悪魔のように振舞った。心の中ではアドバイタ（不二一元論）を愛していたが、外から見たとき世俗のことにかかずらっていた。
　愛情をもって人々を見守っていると思えば、時によると人々に石をぶつけたりした。がみがみ叱りつけるかと思えば、時には人々を抱擁し、平静で泰然と、忍耐強く冷静だった。
　シルディ・サイババは常に神我に行き、バクタ（神を信愛する者）に対して思いやりが深かった。
　シルディ・サイババは常にひとつの場所に座り、旅行したことはなかった。いつも杖を小脇にかかえていた。常に「アッラー・マリク（全てのものは神のもの）」と口ずさんでいた。
　シルディ・サイババは、自己についての知識に関する倉庫であり、神聖至福に満ちていた。
　シルディ・サイババの形をして現れた無限であり無尽であり一切を包含する神だった。石ころからブラフマンに及ぶ一切を包括する一つの原則がシルディ・サイババに化身となって現れているのです。
　シルディ・サイババの真価を理解せず単なる一人の人間とみなした人々は惨めだ。しかし、真価を理解できる真に立派で幸運の人々は、その手にこの宝物（神）を得ることが出来た。

＜祈り：シュリー・ガネーシャ、シュリー・サラスワティ、シュリー・グル・マハラジに礼を尽くします。敬愛するグルデーヴァ、シュリー・シルディ・サイババにつつしんで頭を垂れます＞

（続く）

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【有相の神】シュリー・サイ・サッチャリータより（シルディ・サイババの伝記）No.0002

　シルディ・サイババは身の丈六尺ほどの人間でしたが、それでいながら、あらゆる人の心の中に住んでおられた。
　心の中ではシルディ・サイババは何事にも執着されず無欲だったが、外から見ると信者が幸せになるようにとの欲望にみなぎっていた。心の中は平安そのものだったが、外から見ると落ち着かずせかせかしていた。心の中ではブラフマン（宇宙意思）の境地を保っていたが、外から見たとき悪魔のように振舞った。心の中ではアドバイタ（不二一元論）を愛していたが、外から見たとき世俗のことにかかずらっていた。
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　シルディ・サイババは常にひとつの場所に座り、旅行したことはなかった。いつも杖を小脇にかかえていた。常に「アッラー・マリク（全てのものは神のもの）」と口ずさんでいた。
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　シルディ・サイババの形をして現れた無限であり無尽であり一切を包含する神だった。石ころからブラフマンに及ぶ一切を包括する一つの原則がシルディ・サイババに化身となって現れているのです。
　シルディ・サイババの真価を理解せず単なる一人の人間とみなした人々は惨めだ。しかし、真価を理解できる真に立派で幸運の人々は、その手にこの宝物（神）を得ることが出来た。

＜祈り：シュリー・ガネーシャ、シュリー・サラスワティ、シュリー・グル・マハラジに礼を尽くします。敬愛するグルデーヴァ、シュリー・シルディ・サイババにつつしんで頭を垂れます＞

（続く）

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